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白髪染めが1ヶ月持たない本当の原因|根元・毛先の違いで対処法が変わる【美容師解説】

白髪染めが1ヶ月も持たないというお悩みは、実際にお客様からもよく相談を受けます。この記事では、実際に現役美容師である白髪染め研究所の著者が、白髪染めの持ちが悪い原因とその対策を、タイプ別に分けて解説していきます。


目次

まず確認|あなたの「持たない」はどっちのタイプ?

一口に「1ヶ月持たない」といっても、原因は大きく2つのタイプに分かれます。

  • タイプA:根元の白髪がすぐ目立ってくる
  • タイプB:一度染めた毛先の白髪が目立ってくる(色落ち・退色)

どちらのタイプかによって、取るべき対策がまったく変わってきます。まず自分がどちらに当てはまるかを確認してみましょう。


【タイプA】根元が1ヶ月で目立つ原因

タイプAの方は、根元の新しく生えてきた白髪が気になるケースです。主な原因として以下が挙げられます。

  • 髪の毛が伸びるのが早い方
  • 選んでいる薬剤の設定(明るすぎる色味)
  • メイク落としに使う洗顔料

髪はヶ月で約1cm伸びる——これは仕方ない

髪の毛は平均して1ヶ月に約1cm伸びます。白髪の根元が目立ってくるのは、ある意味自然なことです。ただし、カラーの明度や色味の選び方によって、伸びてきた根元の白髪が「目立ちやすい状態」と「目立ちにくい状態」に大きく差が出ます。

目立ちにくくするカラーの選び方(明度・グレイッシュ)

美容院で色落ちがしにくい明るさに変えてもらうのもひとつの方法です。最近は白髪ぼかしなどが増えてきて、少し明るめの色で白髪染めをされる方も多いんですが、明るめの白髪染めは少し色落ちしてしまう方も多いので、もう一度元の白髪の明るさに近しい色にしてもらうのもよいかもしれません。

洗顔料が生え際・顔まわりの色を落としている

意外と見落とされがちなのが、メイクのクレンジングや洗顔料による色落ちです。クレンジングや洗顔料をバシャバシャと使っている方に関しては、白髪染めをした後3日間ぐらいは顔周りにメイク落としの洗顔料やクレンジングオイルがつかないように注意してみるとよいと思います。

特に生え際・もみあげ・前髪の根元は毎日洗顔料が触れる部分なので、他の部位より色落ちが早くなりがちです。

リタッチ専用アイテムで間隔を延ばす方法

根元のリタッチだけをいつもの美容室ではなくカラー専門店でやってもらう、または自宅で根元のリタッチだけフォームカラーを使って行うのもよいと思います。


【タイプB】毛先の色落ちが気になる方

タイプBは、一度染めた部分の色素がすぐに抜けてしまうケースです。以下の原因が考えられます。

  • 洗浄力の強すぎるシャンプー
  • 市販の白髪染めで毛先までカラーをしていた
  • 毛先のダメージがひどい場合

などには白髪染めが1ヶ月も持たず色落ちしてしまうと感じることが多いです。

原因①:洗浄力が強すぎるシャンプー

洗浄力が強いシャンプー(硫酸系界面活性剤を含むものなど)は、カラーの色素を必要以上に洗い流してしまいます。カラー後はアミノ酸系や低刺激タイプのシャンプーに切り替えることで、色持ちが改善されるケースが多くあります。

原因②:市販品の染料浸透力の限界

市販の白髪染めは手軽に使える反面、サロンカラーと比べて染料の浸透力に限界があります。特に毛先まで繰り返し染めている場合、ダメージが蓄積して色が定着しにくくなります。

原因③:放置時間・手順が守れていない

説明書通りの放置時間をしっかり守ることが大切です。短すぎると染料が十分に浸透せず、色落ちが早くなります。

原因④:ダメージ毛は色が抜けやすい

キューティクルが傷んでいる毛は色素が外に逃げやすい状態です。染める前後のトリートメントケアで補修することが色持ちに直結します。


白髪染めが1ヶ月で落ちてしまう方への対策

タイプAの対策

髪が伸びるのが早い方に関しては、根元のリタッチだけをいつもの美容室ではなくカラー専門店でやってもらうか、自宅で根元のリタッチだけフォームカラーを使って行うのがよいと思います。

また、美容院で色落ちがしにくい明るさに変えてもらうのもひとつの手です。

タイプBの対策(色持ちをよくする3つの習慣)

① カラーシャンプー(色素入り)でカバーしながら洗う

紫シャンプーなどのカラーシャンプーで色相をカバーしながら洗うことで、洗浄力がそんなに強くなく、髪を自然に洗い上げてくれるので色が抜けにくくなります。

② お風呂上がりのドライヤーをなるべく早く

お風呂上がりのドライヤーはなるべく早く行うようにしましょう。髪の毛は濡れているとキューティクルが開いていて、その間に色素は抜け落ちて色が落ちてしまいます。なのでお風呂上がりのドライヤーをなるべく早く行ってください。

③ 数ヶ月に1回はサロンでカラーを入れる

美容師さんにも毛先の色が早く落ちてしまうということを伝え、リタッチだけでなく毛先のカラーまでを数ヶ月に1回は行うようにしましょう。


まとめ|自分のタイプに合った対策を選ぼう

白髪染めが1ヶ月も持たなくて、気分が落ち込んでしまうこともあると思いますが、まずはご自身のタイプがどちらなのかをしっかりと特定して原因を突き止めることで、それぞれの原因にあった対策を取っていくことが大切です。

そうすることで、これまで1ヶ月持たなかったと悩んでいた白髪染めが綺麗な色が続くようになり、綺麗な状態を長持ちできるはずです。

まずはいつも担当してもらっている美容師さんに相談してみることから始めてみましょう。


Q&A

白髪染めが1ヶ月も持たないのはなぜですか?

原因は大きく2つに分かれます。①根元の新しい白髪が伸びてきて目立つ「新生毛タイプ」と、②一度染めた部分の色素が抜けてしまう「色落ちタイプ」です。それぞれ原因が異なるため、まず自分がどちらのタイプかを確認することが大切です。

洗顔料で白髪染めが落ちることはありますか?

はい、あります。特にクレンジングオイルや洗顔料が毎日触れる生え際・もみあげ・前髪の根元は、他の部位より色落ちが早くなりがちです。白髪染め後3日間は、顔まわりへの洗顔料やクレンジングの接触をできるだけ避けるようにしましょう。

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