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白髪の全体染め頻度はどれくらい?美容師が教えるリタッチとの使い分け

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白髪染めをしていると「全体染めって実際どのくらいの頻度でやればいいの?」と悩む方は多いはずです。毎回全体を染めると髪が傷みそうだし、かといって放置すると色が抜けてきて気になる…そんな悩みを抱えていませんか?

この記事では、現役美容師の立場から全体染め(フルカラー)の適切な頻度と、リタッチとの上手な使い分けについて解説します。競合記事ではなかなか触れられていない「毛先の薬剤の話」や「全体染めをするべきタイミング」まで詳しくお伝えします。


目次

白髪染めの全体染め(フルカラー)とは?リタッチとの違いをおさらい

根本染めと全体染めの違い

まずは基本的な言葉の整理から。美容室でよく耳にする「リタッチ」と「全体染め(フルカラー)」の違いを確認しておきましょう。

リタッチとは、新しく伸びてきた根元部分だけを染めることです。根元の白髪が目立ってきたタイミングで行うのが一般的で、毛先には薬剤をつけないため髪へのダメージを最小限に抑えられます。

**全体染め(フルカラー)**とは、伸びた根元から毛先まで髪全体にカラーをかけることです。美容室によってリタッチと全体染めで料金が異なる場合もあるので、この違いを把握しておくのは料金面でも重要です。


全体染めの頻度の目安は「2〜3ヶ月に1回」が基本

全体染めの頻度のイメージ

なぜ2〜3ヶ月に1回が目安なのか?

全体染めをしてから2〜3ヶ月ほど経過してくると、毛先の退色が進んできます。また、一度染めた白髪が色抜けしてキラキラして見えてくることもあります。

この退色のサイクルがちょうど2〜3ヶ月に起こりやすいため、全体染めは「2〜3ヶ月に1回」が基本の目安と言われることが多いです。

全体染めをしなくていい場合もある

根元のリタッチをした後、毛先の退色や白髪のキラキラが気にならない方は、無理して全体染めをしなくて大丈夫です。

元の髪質や毛の太さ・硬さによっても、同じ薬剤を使っても退色のしやすさが変わってきます。ヘアカラーとの相性が良い髪質の方は、リタッチだけで十分なケースも多いです。


▼ 全体染めの頻度の目安(白髪量別)

タイプ全体染め頻度リタッチ頻度ポイント
白髪少なめ(〜2割)2〜3ヶ月に1回5〜6週に1回毛先の退色を目安に
白髪多め(5割以上)1.5〜2ヶ月に1回3〜4週に1回リタッチを挟みながら
退色が気になるときその都度(最短1.5ヶ月)前回と状況次第美容師と相談を

リタッチ(根元染め)の頻度との組み合わせ方

リタッチ→全体染め→リタッチ…のサイクルが髪に優しい理由

毎回全体染めをすると毛先のダメージが心配…という方には、リタッチと全体染めを交互に行うサイクルがおすすめです。

リタッチは根元にしか薬剤を塗らないため、毛先にダメージの原因となる薬剤がつくことはありません。白髪は根元の方が早く目立つため、どうしてもリタッチの回数が多くなりがちです。

基本の考え方は「まずリタッチでしっかり根元をケアして、毛先の退色が気になったタイミングで全体染めをする」というスタイルです。これが髪へのダメージを抑えながら、きれいな状態をキープする王道の方法です。

最低でも1.5ヶ月は間を空けたほうがいい理由【美容師の本音】

リタッチは早い方だと3〜4週間ごとにされる方も多いですが、そのタイミングで毎回全体染めをしてしまうと、まだ色が抜けていないのに全体染めを繰り返すことになります。

色味は常にきれいに見えているかもしれませんが、髪の内部のダメージが蓄積しやすくなります。普段から丁寧なホームケアをされている方はそれでもいいかもしれませんが、一般的には全体染めはある程度間隔を空けた方がいいと考えています。

最低でも1.5ヶ月くらいは全体染めの間を空けるのが理想です。そのくらいの周期であれば毎回全体染めをしても、髪への負担を許容範囲に保てると感じています。


全体染めをするタイミングは「頻度」だけじゃない

毛先の褪色も全体染めのサイン

「2〜3ヶ月に1回」という頻度の目安は参考になりますが、実は全体染めをするタイミングは月日だけで決めなくてもOKです。

毛先の色味が抜けてきた・オレンジっぽくなってきたタイミング

全体染めをしてから1.5ヶ月ほど経過してくると、退色によって髪の毛がオレンジっぽく・黄色っぽく見えてくることがあります。

このような「嫌な色味が出てきた」と感じたタイミングは、全体染めのサインです。カラーをかけてあげることでオレンジみや黄ばみを抑えることができます。

美容師メモ: 退色して色味が気になるタイミングは人によって異なります。毛先のオレンジみが出てきたと感じたら、リタッチのタイミングを待たずに全体染めを検討してみてください。


全体染めで毛先に使える薬剤は「白髪染めじゃないことが多い」って知ってた?

全体染めの時、毛先には白髪染めは使わない

ここは多くの方が知らない、現役美容師だからこそお伝えできる話です。

全体染めをするとき、毛先に塗布する薬剤は白髪染めではないことがほとんどです。白髪染めはどうしても色味が限られますが、毛先はおしゃれ染め(ファッションカラー)の薬剤を使えるため、アッシュやグレーベージュといった白髪染めにはない色味を入れることができます。

つまり、全体染めをすることで次のようなことが叶います:

  • 髪のオレンジみ・黄色みを抑える
  • 透明感やツヤのある色味にする
  • トレンドのグレーやアッシュ系の色味を楽しむ

「白髪染めだから暗い色しかできない」と思っていた方も、全体染めのときに美容師さんに相談することで、毛先の色味をトレンドに合わせた仕上がりにできる可能性があります。いつまでも若々しくいるためのカラーの楽しみ方の一つとして、ぜひ覚えておいてください。


全体染めの頻度を減らしたい人向けのケア方法

「毎回すぐ色落ちしてしまう」「なるべく全体染めの頻度を減らしたい」という方に向けて、色持ちを良くするためのホームケアをご紹介します。

カラートリートメントで色持ちを延ばす

紫シャンプー(パープルシャンプー)などの色素入りシャンプー・トリートメントを使うことで、髪の毛の赤みやオレンジみが出てくるのを防げます。

全体染め直後の1週間は連続して使い、その後1ヶ月ほどして退色が気になってきたタイミングでまた1週間ほど使うのがおすすめです。色味の赤みやオレンジみが和らぎ、全体染めの間隔を延ばすことができます。

お風呂後のドライヤーは速やかに

濡れている髪はキューティクルが開いた状態です。そのまま長時間放置すると、全体染めで毛先に入れたヘアカラーの色素が抜けていってしまいます。お風呂上がりはなるべく早くドライヤーをかけて、キューティクルを閉じることを意識しましょう。

サウナ・プールは色落ちのリスクあり

サウナは高温になるため髪へのダメージも大きく、キューティクルが開いて色素が抜けやすくなります。プールも塩素による髪へのダメージがあるため同様に注意が必要です。長時間のプールや頻繁なサウナを予定している方は、その前後のケアを特に丁寧に行いましょう。


まとめ:全体染めの頻度は「2〜3ヶ月に1回+リタッチを挟む」が王道

白髪染めの全体染め(フルカラー)の頻度をまとめると:

  • 基本の目安は2〜3ヶ月に1回
  • リタッチと組み合わせて、交互に行うのが髪に優しい
  • 最低でも1.5ヶ月は全体染めの間を空けるのがベター
  • 毛先がオレンジっぽくなってきたタイミングも全体染めのサイン
  • 全体染めの毛先の薬剤はおしゃれ染めが使えるため、色味の幅が広がる

毛先のダメージが気になる方は2〜3ヶ月に1回を目安に、色味やおしゃれなヘアカラーをキープしたい方は退色が気になったタイミングで全体染めを検討してみてください。迷ったときは担当の美容師さんに相談しながら、自分の髪質に合ったペースを見つけることが大切です。


Q&A

全体染め、何ヶ月に1回が正解ですか?

一般的には2〜3ヶ月に1回が目安です。ただし白髪の量や髪質、毛先の退色具合によって変わります。白髪が多い方やオレンジみが気になりやすい方は1.5〜2ヶ月ごと、退色しにくい髪質の方は3ヶ月以上間を空けても問題ない場合もあります。

3週間ごとに全体染めするのは髪に悪い?

頻度が高すぎると毛先のダメージが蓄積しやすくなります。3週間ごとのリタッチ時に毎回全体染めをするのは、一般的には少し負担がかかるペースです。最低でも1.5ヶ月は間を空けることをおすすめします。どうしても色味が気になる場合はカラートリートメントでの補色も検討してみてください。

リタッチだけで全体染めをしないのはアリ?

アリです。毛先の退色が気にならない方や、髪質的に色が長持ちする方はリタッチだけで十分な場合があります。ただし、毛先がオレンジっぽく見えてきたり、白髪がキラキラしてきたと感じたら全体染めを検討するタイミングです。担当の美容師さんと相談しながら、自分に合ったサイクルを決めるのがベストです。

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