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美容院までの白髪染めのつなぎにカラートリートメントは使える?美容師が教える使い方と次のカラーへの影響

美容院までの白髪染めのつなぎにカラートリートメント|使い方・色選び・次のカラーへの影響

美容院で白髪染めをしてから2〜3週間たつと、根元から新しい白髪が見えてきますよね。次の美容院までの“つなぎ”として、カラートリートメントが使えるのか気になっている方も多いと思います。

「カットの時期はまだ先なのに、白髪だけが気になる」
「白髪のためだけに美容院へ行くのは、時間もお金もかかる」

そんな悩みを、サロンでも本当によく聞きます。

結論からお伝えすると、カラートリートメントは美容院までのつなぎとしてとても向いています。ただし、使い方を間違えると、次の美容院のカラーに影響が出ることもあります。

この記事では、白髪染め研究所を運営する現役美容師の目線で、つなぎとして上手に使うコツをまとめました。

白髪染め研究所からの総評
  • カラートリートメントは、美容院までのつなぎに十分使える
  • 塗るのは分け目・顔まわりなど見える根元だけ。全体には塗らない
  • 色は明るめを選び、「うっすら色が入れば十分」と考える
  • 使ったことは、次の美容院で担当の美容師さんに伝える

執筆者

石坂 ゆうと

FABLE GINZA代表|美容師
銀座でショート・ボブに特化したサロン「FABLE GINZA」を運営。白髪に悩む大人の女性を多く担当し、白髪染めや白髪ぼかしを含め、一人ひとりに合わせたヘアスタイルを提案しています。日々のサロンワークで培った経験をもとに、髪の悩みやヘアカラー、自宅でのお手入れについてわかりやすくお伝えします。

目次

白髪染めのつなぎにカラートリートメントは使える?

使えます。美容院での白髪染めの合間をつなぐものとして、カラートリートメントはぴったりだと感じています。

つなぎに向いている理由

  • 自宅で手軽に使える
  • 髪へのダメージは、基本的にほとんどない
  • 皮膚トラブルが起きにくい
  • 根元のリタッチとして使えば、ムラになりにくい

知っておきたいデメリット

カラートリートメントは、美容院で使うアルカリカラー(いわゆる白髪染め)とは仕組みが違います。そのため、シャンプーのたびに少しずつ色が落ちていくのが特徴です。

とはいえ、一度色が入った白髪が、すぐ真っ白に戻るほど落ちるわけではありません。つなぎとして使う分には、心配しすぎなくて大丈夫です。

「美容師はカラートリートメントを嫌がる」は本当?

よくそう言われますが、僕個人としては、まったく嫌がっていません。

美容師の本音
カラートリートメントでつなぎができると、お客様が「理想のタイミング」で美容院を予約できるようになります。実際に「白髪のストレスが減った」という、うれしい声をたくさんいただいています。

美容院で染めてから、いつ・いつまで使えばいい?

目安は、美容院で染めてから3週間ほどたち、新しい白髪が気になってきてからです。そして、次の予約の1週間前を最後の使用にするのがおすすめです。

8週間で考える、つなぎスケジュール:染めた直後は使わず、3週間後から使いはじめ、6〜7週間後(予約の1週間前)が最後

2〜3週間で白髪が目立ちはじめる理由

髪は1か月で約1.2〜1.5cmほど伸びます。そのため、染めてから2〜3週間たつと、伸びるのが早い方は根元の白髪が気になりはじめます。

染めた直後は使わない

美容院で染めた直後に使うと、仕上がりより色が濃く、暗くなることがあります。新しい白髪が伸びてきたタイミングで使いはじめれば大丈夫です。

伸びた長さで、1回の効果は変わる

新しい白髪が1cm未満なら、1回使うくらいの色の入り方でも、それほど目立ちません。一方、2〜3か月たって根元が3〜4cm伸びている場合は、1回では思った仕上がりにならないことがあります。

白髪の量による染まり方の違いは、シエロ カラートリートメントを白髪率別に検証した記事で写真とあわせて紹介しています。

次の予約の1週間前を最後の使用にする

次にカットとカラー(白髪染め)の予約がある場合は、1週間前を最後の使用にしてください。前日などに使って色が濃く入っていると、当日のカラーの仕上がりに影響します。

やめるタイミングは、使う商品や髪の状態によっても変わります。不安な場合は、担当の美容師さんに相談してください。

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時期カラートリートメントポイント
美容院で染めた直後使わない色が濃く・暗くなることがある
3週間ほど後(白髪が気になったら)使いはじめる根元の新しい白髪だけに塗る
次の予約の1週間前最後の使用これ以降は使わない
美容院当日使ったことを伝える商品名・色・最後に使った日

美容院の髪色となじむ色の選び方

つなぎのカラートリートメントは、いつもの髪色より少し明るめの色を選ぶのがポイントです。しっかり染まらなくても大丈夫です。

まず担当美容師に「明るさ」と「色みの系統」を聞く

いつも担当してもらっている美容師さんに、次の2つを聞いておきましょう。

  • 髪の明るさ(トーン)
  • いつも使っている薬剤の色みの系統(ブラウン系、アッシュ系など)

このとき、カラー直後の明るさではなく、色が抜けてきた頃の髪のトーンを基準に選んでください。トーンの見方は「髪色のトーン・毛髪レベルの見方と比較チャート」で確認できます。

市販の色名と、美容院のトーンは一致しない

市販のカラートリートメントには、明るさの番号がほとんど書かれていません。たとえば美容院で「6レベルのブラウン系」と言われても、市販の「ダークブラウン」とは一致しないことが多いです。

白髪ぼかし・ハイライト・明るい白髪染めの人は「暗い色」を避ける

最近人気の白髪ぼかしや、ハイライトで明るく仕上げている方は、暗いカラートリートメントは使わないようにしてください。一度暗くなった髪を明るくするのは難しく、最悪の場合、元に戻すのにかなり時間がかかります。

「うっすら色が入る」くらいが理想

完璧に染まっているより、うっすら色が入っているくらいで十分です。美容師としても、そのほうが次のカラーへの影響が少なくなります。

つなぎは「根元だけ」がコツ。美容師が教える塗り方

ポイントは、全体を塗ろうとしないことです。

塗るのは「Tゾーン」だけ

おすすめは、次の「Tゾーン」と呼ばれる部分だけを自宅でケアする方法です。

  • 分け目
  • つむじ
  • 顔まわり
  • もみあげ・こめかみ
つなぎで塗るのはTゾーン(分け目・つむじ・顔まわり・もみあげ・こめかみ)の根元だけ

細かい部分の塗り方は、顔まわりの白髪リタッチ|生え際・もみあげを染める美容師のコツで写真つきで解説しています。

乾いた髪に塗る

なるべく乾いた髪に塗るのがおすすめです。余計なところに色が広がらないので、今の髪の明るさをキープしたまま根元だけをリタッチできます。

放置時間はメーカー公式の時間+少しでOK

使用量や放置時間が多いほど、色は入りやすくなる傾向があります。とはいえ、多くのメーカーの放置時間は5〜15分ほどで、長く置く必要はありません。ラップや温めも不要です。

適量を、メーカー公式の時間か、それより少し長めに置くくらいがちょうどいいと思います。

使う頻度は週1〜3回が目安

つなぎで使う頻度は、週1〜3回が目安です。髪質や髪の明るさによって、ちょうどいい回数は変わります。

使う頻度の目安:色が入りやすい髪は週1回、入りにくい髪は週2〜3回
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週1回で十分な人週2〜3回がおすすめの人
髪が細く、色が入りやすい人髪が太く硬く、色が入りにくい人
髪のトーンが明るい人髪のトーンが暗い人

生え際にワセリンを塗って肌への色移りを防ぐ

生え際にワセリンを薄く塗っておくと、顔の皮膚に色がつくのを防げます。

襟足・後頭部・耳の上は塗らなくていい

髪をおろしていて見えない部分は、無理に染める必要はありません。そういう部分は、美容院でしっかり染めてもらいましょう。

カラートリートメントを使うと、次の美容院のカラーに影響する?

いつもと同じ系統の明るめの色を、根元だけに使っていれば、次のカラーへの影響はほとんどありません。影響が出やすいのは、いつもと違う色みを使ったとき、毛先まで毎回塗ったとき、ブリーチやハイライトをしているときです。

次の美容院カラーへの影響が出にくい使い方・出やすい使い方

POINT 1 いつもと違う色みを使うと、色が混ざることがある

美容院でいつも使っている色みと違う系統のカラートリートメントを使うと、次のカラーで色みが混ざることがあります。たとえば、いつもアッシュ系で染めている方がピンクやブラウンなどの暖色系を使うと、元の色みに戻すのが難しくなることがあります。

POINT 2 毛先まで毎回塗ると、全体が暗く・ムラになりやすい

毛先まで毎回塗っていると、髪全体が少しずつ暗くなっていきます。全体を均一に塗るのは難しいので、ムラの原因にもなります。

POINT 3 ブリーチ・ハイライト部分は色が入りやすい

ブリーチやハイライトをしている部分は、カラートリートメントの色が特に入りやすいので注意が必要です。

POINT 4 縮毛矯正・パーマのあとは色が落ちやすい

縮毛矯正やパーマの前にカラートリートメントを使うと、施術のあとに色がかなり落ちることがあります。

影響が出にくい人・出やすい人

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影響が出にくい人影響が出やすい人
美容院で普通のカラーや白髪染めをしている人白髪ぼかし・ハイライト・全体ブリーチなど、少し特殊なカラーをしている人

美容院では何を伝えればいい?

カラートリートメントを使ったことを、伝えるだけで大丈夫です。

伝えたい4つのこと

  • 使った商品名(メーカー)
  • 色
  • 使っている頻度
  • 最後に使った日(特に大事)

これがわかると、美容師はその日のカラーの対策をしたり、薬剤の調合を変えたりできます。商品のパッケージをスマホで撮っておくだけでもOKです。

言わなくても、美容師には意外とわかる

何も言わなくても、根元の染まり具合や色みの違いで、美容師が気づくこともあります。仕上がりのズレをなくすためにも、素直に伝えておくのがいちばんです。

サロンでの実例
カラートリートメントを使っていたお客様を、いつもと同じ薬剤の番号で染めたところ、仕上がりの色にムラが出てしまい、いつもと同じ仕上がりにならなかったことがあります。事前に聞けていれば、調合で対策できました。

つなぎのカラートリートメントが向いている人・向かない人

カットと白髪染めの周期が合いにくい方には、特におすすめです。

向いている人

  • カットと白髪染めの周期が合いにくい人
  • 髪が伸びるのが早いと感じている人
  • 白髪を「完全に隠す」より「目立たなくなればOK」な人

無理に使わなくていい人

  • 白髪染めの周期に合わせて、こまめに美容院でメンテナンスしたい人
  • 白髪を完璧に隠したい人

白髪を完璧に隠したい場合は、白髪染めのほうがしっかり染められます。ただし、カラートリートメントより薬剤のリスクがあり、色みや明るさもより慎重に選ぶ必要があります。

「美容院までのつなぎとして、手軽に白髪を目立ちにくくしたい」という方には、カラートリートメントがおすすめです。

カットと白髪染めの周期がずれる人こそ効果的

カットと白髪染めの周期がずれる方は、珍しくありません。僕のお客様でも、こんな予約の仕方をされる方が多くいます。

  • 1回目:カット+白髪染め
  • 2回目:カットだけ(その間はカラートリートメントでつなぐ)
  • 3回目:カット+白髪染め

自宅での効果的な塗り方をお伝えしたお客様からは、「毎回美容院で白髪染めをしなくてよくなり、ストレスがかなり減った」という声をいただいています。

よくあるご質問

毎日使う必要はありますか?

いいえ。つなぎで使うなら、週1〜3回が目安です。髪が細く色が入りやすい方や、髪のトーンが明るい方は週1回で十分です。髪が太く硬い方や、トーンが暗い方は週2〜3回を目安にしてください。

もみあげや顔まわりだけに使ってもいいですか?

はい、むしろおすすめです。分け目・つむじ・顔まわり・もみあげ・こめかみなど、目につきやすい「Tゾーン」だけに塗るのが、つなぎとして上手に使うコツです。

毛先ばかり暗くなるのはなぜですか?

毛先まで毎回塗っていると、色が重なって少しずつ暗くなっていくためです。つなぎで使うときは、新しく伸びてきた根元だけに塗るようにしましょう。

美容院の前日に使ってしまったらどうすればいいですか?

当日、担当の美容師さんに「前日に使ったこと」と商品名・色を伝えてください。最後に使った日がわかれば、美容師はカラーの対策や薬剤の調合を変えられます。次回からは、予約の1週間前を最後の使用にするのがおすすめです。

縮毛矯正やパーマをする予定があっても使えますか?

使えますが、施術の前に使うと、縮毛矯正やパーマのあとに色がかなり落ちることがあります。予定があるときは、担当の美容師さんに使っていることを伝えておきましょう。

カラートリートメントで、美容院の白髪染めの回数は減らせますか?

減らせます。「カット+白髪染め」と「カットだけ」を交互にして、その間をカラートリートメントでつなぐのがおすすめです。ただし、根元が3〜4cmと大きく伸びると、1回では思った仕上がりにならないこともあります。

まとめ:つなぎは「根元だけ・明るめ・うっすら」でOK

  • 使いはじめは、美容院で染めて3週間ほど、白髪が気になってきてから
  • 使う頻度は週1〜3回が目安
  • 塗るのは分け目・顔まわりなどのTゾーンだけ
  • 色は明るめを選び、うっすら色が入れば十分
  • 最後に使うのは、次の予約の1週間前まで
  • 使ったことは、担当の美容師さんに伝える

上手に使えば、白髪のために美容院へ行く回数を減らしながら、いつもの髪色をキープできます。次の美容院まで、気軽に取り入れてみてください。

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